2021年3月3日の「関ジャム」で音楽のプロ48人が選んだ最強のJ-Popベスト30が発表されました。
2000年〜2020年に発表された曲の中で、音楽のプロがこれこそは!と選んだ曲ばかりです。
この30曲を知っているだけで、もう間違いありません!
ぜひご覧ください。
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- 1. 選抜方法
- 2. 30位〜21位
- 30位 ultra Soul/B'z
- 29位 PPAP/ピコ太郎
- 28位 HERO/Mr.Children
- 27位 涙そうそう/夏川りみ
- 26位 愛をこめて花束を/Superfly
- 25位 ワダツミの木/元ちとせ
- 24位 新宝島/サカナクション
- 23位 恋/星野源
- 22位 私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女
- 21位 らいおんハート/SMAP
- 3. 20位~11位
- 20位 traveling/宇多田ヒカル
- 19位 マリーゴールド/あいみょん
- 18位 粉雪/レミオロメン
- 17位 Lemon/米津玄師
- 16位 エイリアンズ/キリンジ
- 15位 瞳を閉じて/平井堅
- 14位 ポリリズム/Perfume
- 13位 雪の華/中島美嘉
- 12位 ギブス/椎名林檎
- 11位 恋するフォーチュンクッキー/AKB48
- 4. 10位~1位
- 10位 Jupiter/平原綾香
- 9位 さくら(独唱)/森山直太朗
- 8位 夜に駆ける/YOASOBI
- 7位 パプリカ/Foorin
- 6位 TSUNAMI/サザンオールスターズ
- 5位 白日/King Gnu
- 4位 天体観測/BUMP OF CHICKEN
- 3位 Everything/MISIA
- 2位 世界に一つだけの花/SMAP
- 1位 Pretender/Official髭男dism
- 5. まとめ
1. 選抜方法
人気のアーティストやヒット曲を生み出すプロデューサーなど超売れっ子48名に一斉アンケートを実施。
2000年〜2020年に発表されたJ-Popの中から厳選して曲を上げてもらい、その順位に応じてポイントを集計。
48名の総合ランキングベスト30を決定します。
2. 30位〜21位
30位 ultra Soul/B'z
2001年発売。平成を代表するモンスターバンドの21世紀最大のヒット曲!
約87万枚を売り上げた31枚目のシングル。
テレビ朝日「世界水泳」テーマソング。
B'zの全楽曲中、最もライブの演奏回数が多い。
音楽プロデューサー_本間昭光さん「何故か全員がジャンプしてしまう。そんな曲は他に見当たらない」
アーティスト・作詞作曲家_草野華余子さん「誰が歌ってもサビの最後には、ハイ!って言えちゃう無敵感」「サビのコード進行は他のヒットソングで類を見ない」
バイオリニスト_NAOTOさん「イントロでサビのメロディーを弾くギターが特徴的でめちゃくちゃカッコいい」
29位 PPAP/ピコ太郎
日本を飛び出し世界的大ヒット!YouTube6億回再生を記録。
世界134ヵ国・地域で同時配信リリースされ世界デビュー!
iTunesダンストップソングチャート1位など10冠を記録。
ゴスペラーズ_北山陽一さん「いやもうこれは文句なしです。革命」
アーティスト・作詞作曲家_Mayu Wakisakaさん「こんなに簡単な英語が実は世界に通じるフレーズだったと知り驚愕です」
ゴールデンボンバー_鬼龍院翔さん「何がヒットするのかは誰もが全く読めないということを知らしめた曲」
28位 HERO/Mr.Children
2002年発売。ミリオンセラー10曲以上の4人組バンドのロングヒット曲!
NTT docomoのCMソング。
オリコン32週チャートインするロングヒット!
作詞家_zoppさん「メロディー・歌い方、全てが感動的」「残酷さと優しさ、臆病さと勇気、相反する要素がコントラスト強くなく、良い塩梅で落とし込まれている」
コーラス_伊藤いづみさん「一語一句逃したくないほどの歌詞」
音楽プロデューサー_Carlos K.さん「人生という長く深い映画を見ているよう」
音楽プロデューサー_Kan Sanoさん「数あるMr.Childrenの名曲の中で感情の丸裸感が突出している」
27位 涙そうそう/夏川りみ
2001年発売。透明感溢れる歌声が魅力。石垣島出身。女性シンガーのカバー曲。
日本の歌百選 選定曲。
「涙そうそう」は沖縄地方の方言で「涙がポロポロこぼれ落ちる」という意味。
英語・台湾語・韓国語・北京語などでもカバーされている。
ゴスペラーズ_安岡優さん「50年後、100年後にも歌い継ぎたい名曲」「読み人知らずになるような1,000年後にも残って欲しい」
音楽プロデューサー_横山裕章さん「今や沖縄を超えてアジアを代表する楽曲」
26位 愛をこめて花束を/Superfly
2008年発売。結婚式花束贈呈の大定番曲!
YouTubeのMV、1億回再生を突破。
iTunes Storeで3週連続1位を記録。
デビュー前からライブの最後にこの曲を演奏していた。
コーラス_今井マサキさん「誰もが共感できる歌詞と圧巻の歌唱力」
音楽プロデューサー_多保孝一さん「1960〜1970年代のロックとJ-Popとの理想的な融合を実現」
音楽プロデューサー_丸谷マナブさん「メロと歌詞の親和性+圧倒的な歌唱。(花束を)の(は〜)で張り上げる所が印象的」
25位 ワダツミの木/元ちとせ
2002年発売。100年に1人の声!奄美大島出身シンガー、衝撃のデビュー曲。
リリースから2カ月後にランキング1位を獲得!
「ワダツミ」は海を司る神。
カウンターテナー_彌勒忠史さん「歌姫が創り上げた唯一無二の世界」
音楽プロデューサー_Shingo Suzukiさん「人々に驚きと感動を与えた名曲」
シンガーソングライター_さかいゆうさん「声だけで人の怒りや悲しみを鎮めるような癒しが出ているスゴイシンガーだなと感じた」
24位 新宝島/サカナクション
2015年発売。多くのプロが絶賛!
佐藤健・神木隆之介出演の映画「バクマン。」主題歌。
ソフトバンク「5G」のCMソングとしても使用。
タイトルは手塚治虫の作品「新宝島」より借用。
音楽プロデューサー_mabanuaさん「もはや芸術と言える名曲」「レトロでノスタルジックな要素と同時に新しい音楽を生み出すことへの探究心も同時に感じさせてくれる」
音楽プロデューサー_松隈ケンタさん「緩急のつけ方が素晴らしく何度聞いても飽きない」
作詞家_zoppさん「歌詞の中身なんて二の次、永遠にリピートしてしまった」
23位 恋/星野源
2016年発売。
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」主題歌。
第89回選抜高等学校野球大会の入場行進曲。
音楽プロデューサー_Shingo Suzukiさん「ポップミュージックのツボをついた名曲」「キャッチーな歌のメロディーと今の時代の空気感を的確に捉えた歌詞」
音楽プロデューサー_多保孝一さん「新しい男性ボーカルのスタイルを示した楽曲」「声を最大限に活かすために計算し尽くされたアレンジとミックスの音像も本当に素晴らしい」
音楽プロデューサー_もふくちゃん「音楽的には複雑で難しいことをあくまでJ-Popの文脈にのせてやってのけ、これで国民的音楽になるセンスに脱帽」
ギタリスト_押尾コータローさん「お洒落なジャズコードがポップでカッコ良い」
22位 私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女
作曲家_松本良喜さん「曲全体に難しい技術が散りばめられているのにそれをポップに仕上げる川谷絵音の衝撃作」
川谷は、演歌の歌フリ風にイントロでタイトルを紹介し、もう一度イントロを入れる2段階のイントロにしていると話した。
21位 らいおんハート/SMAP
脚本家_野島伸司が作詞しているバラード曲。
河田総一郎さん「数多くの素晴らしいSMAP作品の中でも、アイドルが歌うラブソングというジャンルを超え、大人になっても歌えるラブソングにまで到達した珠玉の名曲だと思う」
高橋は、1番最初に聞いたCDが「らいおんハート」だったと振り返った。
3. 20位~11位
20位 traveling/宇多田ヒカル
2001年発売。15歳で鮮烈なデビュー。
MVが特徴的な1曲。
宇多田18歳のときの作品で独創的なMVが話題になった。
独特な「韻を踏んだ」リリックや、疾走感あふれる完成度の高い曲。
松本良喜さん「職業作家では思いつかない天才のセンスが凝縮された1曲」
西寺郷太さん「十代にして日本の音楽地図を一瞬で変えてしまった彼女によるハイパー・ポップ・トラック」
19位 マリーゴールド/あいみょん
2018年発売、大人気女性シンガー。
その名を知らしめた大ヒット曲。
ストリーミングチャート20週連続1位、総再生数3億回超え。
この曲で2018年NHK紅白歌合戦に初出場した。
関口シンゴさん「次世代の音楽のあり方を示してくれた一曲」
mabanuaさん「親世代はどこか懐かしく、子ども世代には逆に新鮮に聞こえる」
Shingo Suzukiさん「青春をギュッと詰め込んだ大名曲」
18位 粉雪/レミオロメン
オリコン54週チャートインのロングヒット。
松隈ケンタさん「切ないメロディー・シンプルなど僕が思う”売れる要素”を完璧に満たしている。歌&演奏のエモーションもいい」
17位 Lemon/米津玄師
2年以上に渡るロングヒットで300万ダウンロード達成。
いしわたり淳治さんが注目したのはイントロなし・Aメロからの始まる構成。「YouTubeなどで音楽を聴く世代はイントロを飛ばして聴く人も多いので、再生した瞬間から”歌”が続いていくというこの曲の構成はたくさんの人に届いた1つの要因かもしれません」
16位 エイリアンズ/キリンジ
2017年LINEモバイルのCMソングとしても話題となった。
堀込兄弟を中心として’96に結成されたバンド。
注目はプロでも難解だけど美しいメロディー。
GReeeeN_HIDEさん「コードがジャジーだがとてもキャッチャー。自分が良いと思ったものや頭に聴こえてきたものを信じて形にしていっていいんだと勝手に背中を押してもらってます」
15位 瞳を閉じて/平井堅
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌。
石崎ひゅーいさん「曲単体も素晴らしいし映画タイアップ曲として自分と作品、その両方にある普遍性が奇跡的なバランスで紡がれている」
14位 ポリリズム/Perfume
Perfume5枚目のシングルで、自身初のオリコントップ10入り。
最新技術を駆使した演出もPerfumeの魅力。
ゴスペラーズ_酒井雄二さん「J-POPの範疇からすればあまりに攻めた手法とサウンドを導入し、それまでナシだったものをアリにした。プロデューサー中田ヤスタカの開けた扉だと思う」
13位 雪の華/中島美嘉
徳永英明など国内外100組以上のアーティストがカバーしている。
草野華余子「サビ終盤に出てくるコード1つで楽曲の印象がグッと引き締まり、切ない中に明るさや希望が感じられる」
12位 ギブス/椎名林檎
「ここでキスして。」「本能」などに続く5枚目のシングル。
31位にランクインした「罪と罰」と同時発売。
草野華余子さん「『写真になっちゃえば古くなる』と言い放つ10代の刹那感、グッと来ます」
11位 恋するフォーチュンクッキー/AKB48
注目は懐かしさと新しさを感じるイントロ。
総選挙1位を獲得した指原莉乃、初のセンター曲。
AKB48通算14作目のミリオンヒットを記録した。
いしわたり淳治さん「老若男女誰もが歌えるヒット曲がどんどん減少していく中で、この大ヒットは音楽シーンに大きな風穴を開けたように思う」
4. 10位~1位
10位 Jupiter/平原綾香
原曲はイギリスの作曲家・ホルストの組曲「惑星」の第4楽章「木星」。
デビュー曲でミリオンヒットを記録した。
保本真吾さん「聞き馴染みの深いメロディーと透明感のある歌声のマッチングが絶妙。サビでオクターブが違う同じメロディーの声を重ねる技は斬新でした」
9位 さくら(独唱)/森山直太朗
オリコン初登場80位から約2か月後に首位獲得。
押尾コータローさん「歌詞にとても力があり希望に満ちている。印象的なサビが繰り返され感動を生む名曲に」
8位 夜に駆ける/YOASOBI
ストリーミング再生数歴代最速で3億回超え。
Billboard Japan ’19年間首位を獲得した。
GReeeeN_HIDEさん「エッジと温もりと両方が混在している音作りに感じる」
7位 パプリカ/Foorin
作詞・作曲・プロデュースは米津玄師。
河田総一郎さん「パプリカにも花が咲くのか!というなんとも素朴で新しい素敵な発見を日本中にもたらしてくれた発明と言っても過言ではない名曲」
6位 TSUNAMI/サザンオールスターズ
サザンの数々のヒット曲の中でも国民的大ヒット。
サザン44作目のシングルで300万枚以上の売上げ。
GReeeeN_HIDE「Bメロからのコードと歌詞がちゃんと彷徨っているがBメロ折返しからサビへ向けて全てが解放されていく。全ての年代が歌いたいと思える素晴らしいバラード」
5位 白日/King Gnu
白日はストリーミング・MV共に再生数3億回超え。
King Gnuのボーカルは東京藝術大学出身。
ヒャダインさん「上品なボイシングと2人のボーカルの音域を無視したメロディーと複雑な譜割り、破壊的なアレンジ」
4位 天体観測/BUMP OF CHICKEN
天体観測はデビュー2作目で知名度が上昇した。
いしわたり淳治さん「初めて聞いたときの衝撃は今でも忘れない」
川谷絵音はBUMP OF CHICKENについて全ての若手バンドが影響を受けていると語った。
3位 Everything/MISIA
売上げ200万枚を超える自身最大のヒット曲。
松本良喜さん「歌、歌詞、メロディー、オケ、全てにおいて完璧。もはや芸術作品とも言える楽曲」
MISIAの美声のポイントは、空気を震わせることと体感がブレないようにすることだ。
2位 世界に一つだけの花/SMAP
300万枚を売り上げる国民的大ヒット曲。
歌詞の「オンリーワン」はこの年の流行語大賞にノミネートされた。
ゴスペラーズ_安岡優さん「親子で歌って、踊って、世代を超えて音楽の喜びを分かち合える。それこそがポップスの使命であり美しさ」
1位 Pretender/Official髭男dism
映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の主題歌。
ストリーミング総再生数史上初の4億回超え。
東京スカパラダイスオーケストラ_谷中敦さん「こんなに美しい未練は今まで見たことがない。とても綺麗だに至るまでの心の葛藤も生々しく魅力的に響いた」
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5. まとめ
いかがだったでしょうか。
2021年3月3日の「関ジャム」で発表された、音楽のプロ48人が選んだ最強のJ-Popベスト30をご紹介しました。
どれも名曲でいい曲ばかりですよね!
J-Popも捨てたものではないですね。
最後までこの記事を読んでくださり、誠にありがとうございました!
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