2021年3月8日の「激レアさんを連れてきた。」に大阪でスペイン料理のお店を経営する平野恭誉(ひらのやすたか)さんが出演なさいます。
平野さんは「酔っ払ってネットオークションをしてしまった結果、全くいらない消防車を購入していた人」ということで紹介されますが、一体どういうことなのでしょうか。
平野さんのびっくりエピソードと平野さんの経営するスペイン料理屋さんについてご紹介したいと思います。
1. うっかり消防車を落札!?
今から5年前の2016年のこと。
平野さんの経営するスペイン料理屋さんの従業員とお酒を飲み、泥酔。
平野さんはオークションサイトのチェックが寝る前の日課だったので、酔っ払っていてもサイトを見ていたそうです。
近所である、大阪の茨木市が消防車が出品していたのを見つけた平野さん。
なんとその翌朝、ご自身で100万円を入札していることに気付いたそうです。
そして結局、消防車は平野さんのモノになりました。
2. 消防車をキッチンカーに
特に消防車が好きというわけでもなく、消防車が100万円で買えるなら結構安いかなという軽い気持ち入札してしまった平野さん。
自家用車にしたら奥さんに怒られるし、後戻りもできないので、何か活用できないかと考えたのがキッチンカー。
車体が赤色なのでスペインと一緒だという安易な考えもあったのだそう。
キッチンカーは普通、バンを使う中、消防車を改造するということもあり、不都合が多くて大変だったとのこと。
キッチンカー専門の業者さんに連絡して、時間をかけて改造したそうです。
元々がポンプ車だから、構造を全て変える必要があるから、それは大変でしょうね。
しかし、思わぬ誤算もあったそうです。
それ以前から平野さんの経営するスペイン料理店「BANDA(バンダ)」ではずっとテントを設営してグルメイベントに出店していました。
大阪の条例では露店営業という扱いになるのでお米が使えなかったそうです。
つまり、得意のパエリアが作れない。
消防車キッチンカーができてようやくパエリアを作れるようになったんだそう。
ちなみにこの消防車キッチンカーは前に3名と後ろに3名、合計6名乗れるので、イベントに出店するときにはギュウギュウになって乗っていくそうです。
見た目のインパクトがあるので、イベントに出ると結構盛り上がるのだそう。
また、スピーカーから声を出せるので、イベントでは「今、パエリアが焼き上がりました!」とお知らせをすることも出来る優れもの!
以前、「BANDA」の元スタッフが広島の出身で、豪雨の被害をうけた広島の三原市の本郷町という町の復興支援をしていた方の縁もあり、消防車キッチンカーで炊き出しに行ったことがあったそうです。
その時にパエリアをふるまったそうなのですが、その広島の時に限らず「パエリアを食べたことがない」という方がまだまだ世の中に多いことに気付いたそうです。
平野さんはお店以外のところでパエリアを作って食べてもらうということにやりがいを感じていて、もっとパエリアを普及させたいと、この消防車キッチンカーで全国を回っているのだそう。
3. 平野さんの経営するスペイン料理店「BANDA(バンダ)」
平野さんが経営するスペイン料理店BANDA(バンダ)についてご紹介します。
店舗情報
Tel: 06-7651-2252
住所: 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-8-6 中村ビル1F
アクセス:JR大阪環状線「福島駅」より徒歩2分
営業時間: 15:00~24:00(コロナで時短営業になっています。)
定休日: 日曜日
BANDA(バンダ)の公式HP>>>https://www.cpc-inc.jp/
BANDA(バンダ)がオープンしたのは2011年5月。
今年で10周年となりますが、BANDA(バンダ)以外にも「SPARKLING STAND 河馬と馬鹿。」「3BEBES(トレスべべス)」「BOHEMIAN BOHEMIAN(ボヘミアン ボヘミアン)」「BANDA グランフロント大阪店」という合計で5店舗を展開しています。
4. 平野恭誉(ひらのやすたか)さんの経歴
名前: 平野恭誉(ひらのやすたか)
出身地: 奈良県
学歴: 奈良工業高等専門学校
平野さんは「奈良高専」と称される奈良工業高等専門学校に通っていました。
奈良高専といえば、「ロボコン」の常連出場校で、平野さんもロボットを作ったりプログラミングしたりということを学んでいたらしいです。
しかし卒業後、食の世界に興味を覚えて料理専門学校へ。
学校を出た後は京都の老舗イタリアンで長らく修行を重ねていたが、当時スペインのカタルーニャ州にあった「エル・ブジ」という三ツ星レストランに刺激を受けた平野さん。
「エル・ブジ」の料理長であるフェラン・アドリアの料理はアイデアに富んでいて、液体窒素を使った料理を編み出したり、自分のレシピを惜しげもなく公開し、複数の料理人たちとの集合知でメニューを開発していくスタイルを取っていたりと画期的だったそうです。
平野さんが26歳の時にスペインに料理修行に行き、地中海沿岸の都市・バルセロナのレストランでスペイン料理を一から学んだそうです。
帰国後、オリジナリティあふれるスペイン料理を提供する東京の小笠原伯爵邸で修業したり、友人の飲食店をサポートしたりしながら、2011年に大阪の福島に自分のお店を「BANDA(バンダ)」開店。
店を出す場所として福島を選んだのは、平野さんの行きつけの立ち飲み店が駅前にあり、そこに集う人たちの客層が幅広く、どんな人でもふらっと来られる雰囲気が好きだったからだそう。
5. まとめ
いかがだったでしょうか。
2021年3月8日の「激レアさんを連れてきた。」に出演した大阪でスペイン料理のお店を経営する平野恭誉(ひらのやすたか)さんについてご紹介しました。
まさかの事態にも、発想の転換でプラスに転じることができることが分かりましたね!
キッチンカーの出店先はBANDA(バンダ)の公式HP(https://www.cpc-inc.jp/)でも確認できますので、ぜひ見てみてください。
最後までこの記事を読んでくださって、誠にありがとうございました!
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